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Jack Maclane の Blood Dreams

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2018年 3月30日(金)15時36分20秒
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  駿河台下の古本屋で200円。なんとなく読み始めたら、くいくい行けて、割りと短期間で読みきってしまいました。
1989年。ゼブラ・ブックス。350ページ。

ジャック・マクレーンというのは、邦訳も数冊あるビル・クライダーの別名義のようです。

第1章で、「殺すこと」に憑かれた少年が登場します。蠅やアルマジロといった小動物から始まり、人を殺すことを考え始めます。
その後、奇数章で祖父や両親、まちの人を事故に見せかけて手をかけ、快楽殺人を続けていくのが描かれます。

第2章(偶数章)では、夫を交通事故でなくし、故郷へ帰ることにした母と10歳の息子。この息子は、予知夢で人の死を知ることができます。

やがて、この男が住む町へやってきた母子と次の犯行がクロスします。沼地のほとりに住む変わり者の老人を次のターゲットにしていることを少年が夢に見てしまうんですね。

話が進むと、独り身の警察署長が登場。都会で有力者の不興を買ってしまい、小さなまちで再スタートをした人物です。

こうして役者が揃うと、ああ、署長が男を迎え撃って母子を守っているうちに、恋仲になるんだろうなと思ったのですが、予想外の展開になりました。

少年がひとりで、老人を助けに行ってしまい、犯人・少年・老人・母・署長が入り乱れて、沼地での血まみれアクションが延々100ページ以上続きます。それがまたすごい迫力で、目が疲れてよれよれになっていたのですが、先が気になって、読んでしまいました。

ホラー専門ではなく、なんでも屋の作家が書いたホラーで、スーパーナチュラルの要素はわずかに予知夢のみといった感じですが、結果的には大当たりだったので、よしとします。
でも、ジャック・マクレーン名義の本は、見かければ読んでみようかと思いますが、わざわざ探そうという気にはなりません。(単に優先順位の問題です)
 
 
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