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Halloween Carnival Volume 1

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2017年10月 7日(土)09時50分37秒
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  毎年この時期になると、ハロウィンをテーマにしたアンソロジーが出て、こちらも季節ネタとして読みたくなります。(踊らされてますね)

ブライアン・ジェームズ・フリーマン編の全5巻ものを見つけたので、まず第1巻を読んでみることにしました。5巻の中には、サラントニオ、ガートン、ストラウブなど実績のある有名どころの名前が見受けられます。
第1巻には、マキャモン。
STRANGE CANDY
コピーライトを見たら、2012年となっていたので、全編書き下ろしではないようです。
一体どこに発表したのだろうと、マキャモンの公式ホームページを見てみたら、この人、短編を無料公開しているんですね。その内の1編でした。

ハロウィンの夜、娘のお菓子の袋の底からもらった覚えのない、奇妙なキャンディーが出てきます。青白い手の形をしたもので、ペパーミントのような匂い。ラップされていないので、毒でも入っていたら大変だと、娘には食べさせません。
父親は、ハロウィンの深夜、ホラービデオを見ることを毎年の習慣としていて、今年はロバート・ワイズの「たたり」
それを見ながら、つい気になって、キャンディーを口にします。すると、部屋の中ではなく、町中のどこかにいることに気づきます。(夢か?)
5本の指を食べたからか、5ヵ所で5組の人たちに会います。
「自分たちは幸せにしているから、心配しないでくれ」それから、名前と住所を知らされます。
どうやら事故や病気で死んだ人たちが、残された家族にメッセージを伝えてほしがっているようなのです。
そして、朝目覚めてみると・・・
ほんの掌編といった長さなのですが、こちらの目元もうるっとくるくらいの感動の結末が待っていました。
マキャモンを読んでいると、この人は性善説を信じているんだなと、いつも思います。

まだ1編を読んだだけで、5編×5巻のいくつを読むか分かりませんが、またレビューします。
 
 
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