teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ]


Re: 短編2編

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2016年 4月23日(土)21時51分29秒
返信・引用
  > No.425[元記事へ]

Horror: The Lodgeの表紙というのかジャケ写というのか分かりませんが、セピア調の家の写真はなかなかいいんですけどね。90年代だったらそこそこ良さそうなペーパーバックに見えます。こういうのはどうやって用意するんでしょうね。
一方、カスタマーレビューが前者より良いThe Apartment: A Ghost Storyの方は鍵穴から血がタラリ、というのはちょっと陳腐な感じがしました。
 
 

短編2編

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2016年 4月10日(日)16時28分34秒
返信・引用
  Travis Burrows の Horror: The Lodge - (Adults, Paranormal, Ghost, Scary, Short Stories)
120円 22ページ
築100年を越える建物を使った老人ホームで死亡が相次ぎます。
老人らしい当然の死で、不審な点はないのですが、新人の看護師は何か怪しいものを感じ、探っていきます。すると、過去に起きた事件へとたどり着きます。
ただ、それだけ。
人物はただの記号。主人公がシングルマザーになったばかりという設定も全く活きていません。
せめて、Adultsな描写でもあればよいのですが、至って健全。
素人さんが、とりあえず書いてみましたといった感じで、新味も特にありません。この長さじゃね。
期間限定価格で、いずれ2.99ドルに戻るということですが、300円の価値はないです。

Anthony M. Strong の The Apartment: A Ghost Story
119円。43ページ。
作家(志望)の男が、管理人の女に留守にする間の猫の世話を頼まれて、ビルに住み込みます。
このビルは、かつては大きなホテルだったのですが、火事で犠牲者が出て以来、アパートに改装されたものです。
人影はないのに上階から物音、頭を割られたばかりのネズミの死骸、怪しげな住人たち・・・
調べていくうちに、やがて過去に起きた事故へとたどり着きます。
ただ、それだけ。
全く新味はありません。
こちらの作家は、紙の本で長編も出しているようなので、脱・素人さんではありますが、ほかの作品も読んでみようかなと思わせる引力はありませんでした。

いずれも、お値段と時間に見合った楽しみは得ましたが、ただ、それだけでした。
 

Re: ノベライズ2本

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2016年 3月14日(月)18時43分35秒
返信・引用
  > No.423[元記事へ]

えー、「溶解人間」に「怪獣ウラン」ですか。しかも片方はショーン・ハトスン。
と思って探してみると、ありました。ハトスンの X the Unknown (2012)。
残念ながら私は映画は未見です。怪獣映画がまたいくつか来そうですから翻訳されないですかね。
Phil Smith の方はほぼ同時期のノベライズですね。The Incredible Melting Man (1978)。
こちらは私も一度だけ深夜のTVで見ました。
 

ノベライズ2本

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2016年 3月13日(日)19時23分1秒
返信・引用
  まだ届いたばかりで読んでいないのですが。

Phil Smith の「溶解人間」
最近、存在を知り、abebooksで取り寄せました。
映画はかなり以前にテレビの深夜劇場で見ただけなので、未見といっしょ。
160ページ。細かい活字がびっしりです。
どう褒めたところでB級の下としかいえない映画が、どうすればこうなるのか興味津々です。
今、迷っているのは、ブルーレイをどうするか。買う価値あるんでしょうか。

もう1本は、キンドルで1092円。ちと高いです。
ショーン・ハトスンの「怪獣ウラン」
こちらは映画もきちんと見ています。「原子人間」よりも好きです。
紙ベースと差異はあるのでしょうが、370ページとあります。
1時間半に満たない映画が、どうすればこんなになるのか?
それよりも、50年もたってから、なんで小説にしようと思ったのか。こちらに興味があります。

読んだらレビューします。
 

Re: Florence Engel Randall の The Watcher in the Woods

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2016年 3月 6日(日)15時31分7秒
返信・引用
  > No.421[元記事へ]

どうも見覚えがあると思ったら「『THE HORROR MOVIES』における未翻訳の原作のある映画」にありました。
映画は私も未見です。『THE HORROR MOVIES PART4』を見ると「ヘルハウス」のジョン・ハフ監督なんですね。でもディズニー・プロ。「~(略)なんて期待したのが失望のもと。妙にお上品で、無味無臭、他愛のない子供向け映画だ。」と酷評してます。
原作もYAカテゴリーからでしたか。だからディズニーが映画化したんでしょうか。
 

Florence Engel Randall の The Watcher in the Woods

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2016年 3月 3日(木)21時44分34秒
返信・引用
  映画「呪われた森」の原作です。映画は未見です。
かなり以前に、abebooksで取り寄せました。

Scholastic Book Servicesという版元を見たとき、いやな予感がしました。
予感は当たり、YAアダルトでした。
読み始めたら、15歳の少女の一人称だったので、いやな予感がしました。
予感は当たり、ゆれる十代の少女の心情が中心でした。隣家の少年、両親の不理解、うるさい7歳の妹。テンプレート通りです。

家族で郊外の屋敷に越してきたら、森に何かの気配を感じる。
50年前に、少女が行方不明になっている。

一応、映画のあらすじは読みましたが、この辺りは共通しているようです。
怪異(異変)は、
・鏡が3枚続けて、同じ割れ方をする。
・妹には声が聞こえ、それを鏡に映ったような文字で書く。「1週間 扉は開く」
・「私」には、絶えず気配が感じられ、何かを訴えかけてくる。

と書くと、いかにも田舎ホラーのようですが、怖くないばかりでなく、この本は断じてホラーではありません。
・少女はなぜ消えたのか。(映画とは異なるようです)
・少女は戻ってくるのか。
・戻ってくるとしたら、失踪当時のままか、50年分年を取っているのか。
といった興味は持続しますが、
・失踪の真相は、早い段階に示される上に、あまりにふざけています。
・しかも、少女は戻ってきません。watcherの正体と目的も、あんまりと言えばあんまりです。

別に子ども向けの本で、エログロ抜きの健全な話でもいいんです。
ハラハラ楽しませてくれれば。
しかし、まったくワクワクできず、少女の心理描写にイライラし、おしまいは「過去にはとらわれず、新しいスタートを切りましょう」というメッセージ。
ホラーを意図していないものに、恐怖を求めても意味のないことですが、児童文学としても、決して優れているとは思えません。
私にとっては、時間の無駄でしかありませんでしたし、映画が気に入っている人は絶対に読んではいけない本なんだろうと思います。
 

Re: Ryan Mullaney の Calm Before The Storm

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2016年 2月25日(木)21時40分50秒
返信・引用
  > No.419[元記事へ]

なんとなくですが70年代に製作・未公開で80年代に昼間に放送されるB級映画にありそうな(笑)。
他の作品が
In The Deepest Of Waters: A Noir Thriller
Kaleidoscope: A Psychological Thriller  近刊
ですか。
読み物として及第点であったのなら化ける可能性もありますね。
 

Ryan Mullaney の Calm Before The Storm

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2016年 2月19日(金)21時35分11秒
返信・引用
  140ページ。116円。

海岸からの帰り道、嵐に見舞われた男女4人が、郊外の農家に救いを求めます。
家の中にはショットガンを持った男と、さるぐつわをされ繋がれた女、撃たれた男の死体。

4人のうち、女1人は怪我をしていて車に残るのですが、あとの3人は捕まって監禁されてしまいます。
女1人は、泥にまみれ、地下室に隠れて隙を窺い、一軒家の女ダイ・ハード・・・ってほどにはなりません。

一応、ホラーのジャンルで拾ったものですが、怪物なし、霊なし、サイコなし、猟奇なしでは、ホラーといえるのかどうか。でも、終盤は血まみれの痛々しい展開になるので、サスペンス寄りのホラーといってもいいかもしれません。
結論からいいますと、とりたて新味はありませんが、なかなかよくできたサスペンス小説でした。
ページ数の割りには、全27章と章立てが細かく、各章がいつもいいところで終わっているので、先を読まずにはいられません。
嵐の描写も迫力があります。
小道具の使い方もまずまずです。
過去の出来事や人物の背景をこってりと描き込み、そこはお手軽2時間ドラマの原作と一線を隔てるところですが、速い展開を阻害している要素でもあるので、良し悪しでしょうか。

この作家には、「ノワール」と紹介されている作品がほかにありますが、このレベルをキープしているのなら、ホラーを期待せずに読めば楽しめるのかもしれません。
 

Re: Joel A Sutherland の Frozen Blood

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2016年 1月16日(土)14時16分6秒
返信・引用
  > No.417[元記事へ]

Joel A. Sutherlandはカナダ在住の人ですね。著書はFrozen Blood (2008)の他にアンソロジー編集のFried! Fast Food, Slow Deaths (2007) (with Colleen Morris)とノンフィクションのHaunted Canada 5 (2015)。アンソロジーには23人の新進作家が参加しているようですが、一人も知りませんでした。
ヘザー・グレアムといえばMIRA文庫などに書いているサスペンス寄りのロマンス作家ですよね。『ミステリー・ウィーク』は『ミステリー・ウォーク』とよく似ているので書店でよく「おっ!?」と思ってしまうのですが、はっきりとしたホラーやパラノーマルロマンスはあまりないか少なくともまだ訳されてなかったと思います。たしかに表紙の他作家の推奨の言葉はホラーかどうかを判断する材料にはなりますね。
Frozen Bloodは超自然との絡め方がまずかったんですかね。あるいは超自然の深度というかリアル度というか。うまく言えないですが超自然に対する態度のようなものでしょうか。ときどきぽっと訳される作品にそれを感じることがあります。
 

Joel A Sutherland の Frozen Blood

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2016年 1月15日(金)22時41分54秒
返信・引用
  一時期異様な高値がついていた本ですが、お手ごろ価格のものが目につき出しました。読むなら今の季節しかないと、積んでおいたものを読んでみました。
227ページ。ソルトレイク・シティの図書館の払い下げ本です。

題名と表紙絵から、吸血鬼か超自然ものだと思っていたのですが、雹嵐で屋敷に閉じ込められた人たちの愛憎劇でした。
表紙の賛辞がキングやストラウブではなく、ヘザー・グレアムだというあたりから察するべきでした。

雪嵐ならぬ、雹嵐というのは、耳に馴染みのない言葉ですが、文中の記述によると、1991年にトロントで、直径10センチほどの雹が30分にわたり降ったのだそうです。本作では、直径30センチもの雹が10時間以上続くという設定。ちょっと作り過ぎ感あり。

双子の姉妹タラとイヴリン、その夫のピーターが、父親の遺言状を開くために屋敷に集まります。急死だったため、遺言はなく、帰ろうとした弁護士は雹に当たってあっけなく死亡。外に出ることはできず、室内で3人のドロドロが始まります。
タラには父親や弁護士、事故で死亡した姪の霊が見え、ご注進に及んだり、恨みつらみを言われたりします。夫婦の企てが暴露されたり、タラの暗い過去が明らかになったりするくだりはそれなりに面白く読めますが、ホラーとしては、ちっとも怖くありません。その幽霊にしても、タラの妄想かもしれないという書きぶりです。幽霊が出るだけでホラーと呼ばれるなら、「ハムレット」だってホラーになってしまいます。
せめて、屋敷内に限定し、閉塞感を狙えばいいものを、途中でローカルラジオ局での出来事がはさまり、散漫な印象を受けます。
壁の絵が入れ替わったり、食べ物がなくなったりといった怪異が起こりますが、いくら父親の霊に「自分たちがやったんだ」と言われても、実態のない霊がどうやって物を動かしたのか疑問が解決されません。

自分が思っていたものとは違うというのを、評価に規準にしてはいけないとは思いますが、こういうものだと知って読んでいたとしても、訳す価値はおろか、苦労してまで手に入れる意義は全く感じなかったでしょう。
 

レンタル掲示板
/31