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Re: aaron polson の Echoes of the Dead

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2013年12月24日(火)20時29分23秒
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  > No.359[元記事へ]

poweroftwoさんへのお返事です。

Aaron PolsonはFantastic Fictionには記載なし。米国の作家のようです。
>4月号から連載を始めたはいいが、ペース配分を誤り、3月号で無理矢理完結させた連載小説みたい
この作品のことは分かりませんが、このたとえはイメージとして非常にわかりやすいですね。
Monstrous: 20 Tales of Giant Creature Terrorなるアンソロジーに寄稿しているようなのが興味を引きますが、アマゾンの同じページの「この商品を買った人はこんな商品も買っています」にDaikaiju!なんていうアンソロが3つも出ているのにびっくりしました。程度が気になるなあ。
 
 

Re: Arthur Slade の Dust

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2013年12月24日(火)20時27分35秒
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  > No.357[元記事へ]

poweroftwoさんへのお返事です。

カナダの作家でスレイドと言えばマイケル・スレイドだと思っていましたが、あのグループとは関係ないようですね。40代半ばでシリーズが3つ、長編が4作、短編集が3冊に中編が1冊と結構活躍してますね。シリーズものの表紙からするとヤングアダルト寄りに見えます。
Dustは2001年、ノンシリーズものの1作目らしいですがアマゾンの評によれば81のレビュー中半数近くが星5つをつけてますね。おっしゃるようなダークファンタジー寄りのところが受けているのでしょうか。発想はいいが文体はイマイチみたいな評価もありました。
 

aaron polson の Echoes of the Dead

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2013年12月23日(月)07時28分34秒
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  306円、194ページ。
5人の大学生がスキーの帰り、車が雪溜まりに突っ込んで動けなくなり、近くの邸宅に助けを求めます。2階の浴室に手首を切った老人の死体があり、1人が行方不明になります。また、この家は塵ひとつ落ちていないほどきれいです。ここまで、掴みとしては合格です。
残った4人はトラウマを抱えて生きることになるのですが、5年後、テレビ番組製作者になった1人に誘われて、この家で1週間を過ごすことになります。パラノーマル・アクティビティみたいな番組を作るのでしょうか。
まさか、家そのものが生きている話じゃないだろうなと思いつつ読んでいると、物音、人影、停電といったお定まりの怪異現象が起こります。
雪に閉じこめられた閉塞感、寒さ、人物間での疑心暗鬼など、なかなか読ませ、これは拾い物かなと思っていると、ラスト30ページ分でぶちこわし。動きのあるクライマックスはなく、謎の説明もされないまま、あっけなく幕。なんか、4月号から連載を始めたはいいが、ペース配分を誤り、3月号で無理矢理完結させた連載小説みたいでした。

新進作家との出会いは大切にしたいですが、次も読んでみようとは全く思いませんでした。
 

Arthur Slade の Dust

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2013年12月 2日(月)20時43分2秒
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  いきなり310円ですか。ま、98円が安すぎるといえなくもないですが・・・
310円なら、十分購入範囲です。
キンドルは、期間限定で0円だったかと思うと、時には500円以上になっていたり、また何日かたつと、0円になっていたりして、株価の変動を見ているようです。

アーサー・スレイドはカナダの作家のようです。
401円、192ページ。
ブラッドベリとキングのファン向けとあります。

1930年代、大恐慌後のサスカチュワンの天候不良に悩む田舎町。
10歳の少年が主人公。
ある日、町に一人で出かけた7歳の弟が行方不明になります。子どもの行方不明事件が続くのですが、家族はなぜか特に気にしません。
伝道師というか、山師が現れ、カーニバルで雨を降らせる装置を披露し、献金を募ります。また、テントの中では住民に幻想を見せ、小学校では珍しい蝶を見せて、人々をとりこにしていきます。
果たして、伝道師の正体は、目的は? 子どもたちは無事に帰ってくるのか?

ホラーというより、ダークファンタジー寄りで、話の中心がはっきりせず、散漫な印象を受けます。しかし、時代色、地域色がよく出ていて、何よりも少年の叔父がとっても魅力的です。少年の家庭は、敬虔なクリスチャンなのですが、叔父さんは「火星のプリンセス」を貸したり、フランケンシュタインの映画に連れていったりするのです。

味わいとしては、「何かが道をやってくる」に近いですが、あれほどの格調はなく、読んでも読まなくても、人生に何ら影響はありません。
一応、楽しく読みましたが。
 

Re: Gary Brandner の Rot

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2013年12月 1日(日)22時03分58秒
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  > No.348[元記事へ]

poweroftwoさんへのお返事です。

Prologue Horrorで検索するとトップに出てきたのがRot (Prologue Horror) - Amazon.co.jpでした。なんか今は310円になってますね。でもセメタリー・ダンスから出ていたハードカバーは新品で7,661円、中古でも3,239円もしていました。
1999年に出たというこのRotが最新の作品かと思いましたが、確かめたら2012年にThe Sterling Standardという作品が出ていました。表紙からしてホラーではなさそうですが。
1933年生まれということはブランドナーももう80歳ですか。Fantastic Fictionに出ていた写真が、見たことがある写真と比べると格段に老けているのがちょっとした衝撃でした。
 

Gary Brandner の Rot

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2013年11月18日(月)05時05分7秒
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  Prologue Horrorというところから、ゲーリー・ブランドナーの作品が多く出ているので、まず短いものを読んでみました。
Rot
98円、141ページ。

UCLAの学生が、病床の叔父に呼ばれて、ウィスコンシンの田舎でひと夏を過ごすことになります。
ある日、町を歩いていて、悪名高い三兄弟の一人から、一方的に痛めつけられているジプシーの少年を助けます。
知り合った町の娘とカーニバルに行った夜、三兄弟から返り討ちに遭い、娘は暴行されます。
その帰り道、車で事故を起こし、娘は死亡。そこに通りかかったジプシーの少年の父親の秘術で、娘は生き返ります。

痩せゆく男+ペット・セマタリー→腐りゆく女
という展開になっていきますが、さすがベテランの作は違うなあと感心させられます。エロとグロはそこそこに抑え(でも、子どもには読ませられないレベルです)、ストーリー展開に重きを置き、ぐいぐい読ませます。人物造形や心理描写も見事です。

ブランドナーは、ホラー以外のものも書いているので、途中までは、三兄弟に復讐するアクションものかと心配だったのですが、こういうものを読みたかったんだというホラーそのものでした。

非ホラーも含めて、あと12冊。楽しみは続きます。
 

Adam Strong の Fly

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2013年11月 2日(土)07時07分19秒
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  99円、63ページ。
A Creepy Tale For Adults Only! と表紙にあるので、どんなものかと読んでみました。
第1話。一見善き夫、しかし不倫をしている潔癖症の男が食事をしていると蠅が飛んできて、煩わされます。ただそれだけの話。
第2話。女たらしの小悪党が、地獄に堕ち、悪魔から、このまま地獄にいて責め苦を負うか、現世に戻って善行を重ねるかを選ばされます。男は、現世に戻る方を選びますが、蠅に姿を変えられてしまい、第1話と繋がります。

子どもが読んで面白いかどうかは別として、エロもグロも暴力の一切なしで、キャッチコピーに躍らされた大人だって、ちっとも面白くありません。騙された感が強いです。
ホラーというよりブラックユーモアですが、その観点からみて優れているかといえば・・・。
同人誌レベルですね。
 

Lawrence Pearce の The Haunted Hikikomori

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2013年10月17日(木)20時27分21秒
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  593円、最新のデータでは165ページです。
なんじゃこれは、という怪作でした。

2部構成になっていて、前半はジャレッドいう男が2年半、部屋のこもりっきりになっています。サラという死んだ恋人の面影を追いながら、想像上の女友達と対話を続けます。
後半では、メリッサという女性が主人公になります。転居してきたマンションの部屋に、男の気配を感じ、やはり対話を始めます。この男はジャレッドで、実は越してきた部屋はジャレッドの部屋。ぼかした書き方ではっきりしないのですが、前半の最後でジャレッドは自殺したようなのです。
そのうちに実体をもったジャレッドがナイフを持って襲いかかってきます。・・・

辞書を使わず短期間に一気に読んだ私の理解不足かもしれませんが、さっぱり意味が分かりません。大きな出来事も起こらず、短い章立てなので読む続けるのに苦痛はないという、ただそれだけです。
イギリスの小説なのですが、ひきこもりというのは日本語で・・・という意味だと説明が入りますし、chikanという言葉も出てくるので、作者は親日家か日本での生活経験がある人なのかもしれません。
これといった大きな事件も起こらず、延々とモノローグが続き、引きこもり男はこういうことを考えているのかと勉強になりますが、あまり楽しい心の内でありません。
少なくとも、私の好みの話ではありませんでした。

短編実話のおまけつきです。
 

Re: Alan Nayes の Hemlock Pond

 投稿者:悲張正太郎  投稿日:2013年10月12日(土)22時10分44秒
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  > No.344[元記事へ]

poweroftwoさんへのお返事です。

アラン……ナイ……ネ?……ネイェスでしょうか。名前読めませんが例によってFantastic Fictionに頼ると著者紹介を読む限りなーんとなくリア充の気配が感じられます。もちろん全然悪くはないんですが。
Hemlock Pondは“完全に「ペット・セマタリー」”ながら読ませる作品とのことですが、それならある程度の力量を持っているのでしょう。読んでみたいですがオリジナリティの面で引っかかりが大きいとすれば翻訳は望めないでしょうね。
最近は映像化でもされない限り無名作家の作品が翻訳されることはなかなかないのでちょっと寂しいです。じゃあ読者として購買によって貢献しているかとかいつも買い支えているかとか言われたら返す言葉はないですけどねえ。
なんてちょっと後ろ向きな今日この頃です(苦笑)。
 

Alan Nayes の Hemlock Pond

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2013年10月 6日(日)20時03分33秒
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  316円、322ページ。
こってり描き込まれている上に、断続的にだらだらと読んだので、長く感じました。

母親と、腫瘍で片目を失った7歳の息子が、ウィスコンシンの田舎へ転居してきます。
ヘムロック・ハウスという築100年を越える館で、地所にはヘムロック・ポンドという沼があります。
ある日、飼い猫が死んでいるのを見つけた母親は、息子の目に触れさせたくないがために、ダンベルを重石にして、猫の死体を沼に沈めます。

なんて、浅はかな。
実際、この母親、思慮が足りない上に、都合の悪いことはすべて責任転嫁、周りの人の善意を踏みにじっても、子を思う親の一念で免罪符のなると思っているいやな奴で、早く怖い目に遭わないかなと思ってしまいます。

出ていくように警告した村の変人が怪死したり、沼の周囲には何も埋めるなと管理人の老人が忠告したり、息子が想像の友達の話をしたりしているうちに、沈めたはずの猫が戻ってきます。
いかにも、「ペット・セマタリー」の沼版といったところです。

管理人の妻から、60年前に山羊が生き返った話が語られ、双子の少女の悲惨な話を聞かされると、益々「ペット・セマタリー」です。
そして、息子の腫瘍が再発するに至って、完全に「ペット・セマタリー」です。

息子は助かるのか、もし死んだら母親は息子を沼に沈めるのかという展開はなかなか読ませます。やがて、想像の友達の正体が明らかになり、終盤では沼の悪意から息子を守るために、母親が奮闘するのですが、「こいつ何考えてるんだ」という言動が目立ち、全く感情移入できなくなります。読者にいっしょに戦ってほしいのであれば、もっと魅力的に描くべきだったでしょう。

子どもが死にゆくのをなす術なく見守るというのは、親にとって最大の悪夢ですし、今どきこんな古風な怪談を誰が好んで読むのかとも思いますが、本格的な幽霊話として、相当怖いです。
いろいろ注文はつけましたが、この作家、買いです。次も読んでみようかと思います。

やっと、次、Hikikomoriに入ります。
 

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