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ピーター・トレメインのThe Swamp!

 投稿者:poweroftwo  投稿日:2017年 8月31日(木)20時05分26秒
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  この春に立て続けに旧作がキンドルになりました。ほとんどが3~400円の中で、このThe Swamp!だけが99円。早速ダウンロードしました。すぐに読む気はなかったのですが、ちょっと読んでみたら、簡単な英文でくいくいいけたので、そのまま読みきってしまいました。

舞台はフロリダの湿地(国立公園)
第1章で、狩りにきていた週末ハンターが、ワニより大きい謎の生物に襲われます。
以後、ふたりの死体が発見され、養鶏場ではニワトリが襲われ、現場には大きな足跡。
功名心のかたまりのような動物学者が登場し、どうやら恐竜らしいと判断されます。
やがて観光船が襲われます。

並行して、脱獄囚2人と人質になった若い女性。
都会へと逃げ出したい女性。
悪妻に悩む食堂店主。
謎を追う湿地監視員。
のドラマが描かれていきます。

そして未曾有のハリケーンの襲来!

クライマックスは嵐の中の巨大生物との戦いかあ!!!と期待が大きくふくらんだのですが、結果的にはトホホな展開になりました。

巨大生物もハリケーンもただの道具で、メインは人質女性の救援と脱獄囚の逮捕なんですね。
それはそれで面白いのですが、危機に陥った登場人物たちは、自分たちの力で切り抜けるのではなく、いつもいつもいつもグッドタイミングで、救援と遭遇したり、避難場所を見つけたりするのです。

人物も、ひとりだけ仲間のためにかっこよく犠牲なりますが、善人はみな助かり、悪人には因果応報が待っています。
ハリケーンの迫力はそこそこ。巨大生物もろくに戦わないうちに退散。

なんなんでしょう、これは。少なくとも、断じてホラーではないです。
ホラーではないと知って読めば、それなりに楽しく読めますが、ご都合主義やあっけない幕切れに、積極的には薦めません。
 
 
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